私は愛知県西尾市を中心に三河地方で、ご家庭や希望される場所、トレーニングが必要な環境下でドッグトレーニングを行う『Dog Life Support Kei』髙須正彦です。

1997年から災害救助犬や遺体捜索犬の育成と平時、自然災害現場での捜索活動に従事し、行方不明者ご家族や公的機関に協力、貢献させていただくことが出来ました。
捜索犬のトレーニングにはそれぞれの環境に合った作業意欲の継続が大切な為、犬の行動心理やボディーランゲージを読み取り、求められた作業環境でモチベーションを高いレベルで維持し、多岐にわたる年月と経験を積み重ねて彼らの作業意欲、技術や自信を育てることを個々のその時点におけるポテンシャルに合わせて提供することが必要と私自身が学び、実行し、確信して今に至っています。

捜索犬育成と問題を抱えた犬たちの行動修正にどんな関りがあるのだろうか?と感じている方もいるでしょう。犬たちの行動にはそれぞれ理由があります。私たち人間の目に映る良いと感じる行動、良くないと感じる行動すべてです。その良くないと感じる行動が犬たちが生きていく中で本能として備わっている行動、生まれ育っていく過程の中の様々な環境で学び習得した行動、それらの多くは犬たちが生きる為に習得した結果で犬自身が我が身を守る行動であり、ストレスを避ける為の行動であり、犬自身からの危険信号(SOS信号)であることを飼い主の皆様に知って頂きたいと感じます。※学者ではないので、不足なこともあると思います。

その学び習得した行動の中で、共に生活する人間にとって不利益な面が『問題行動』と決めつけがちになります。新しく迎えたパピー犬も、家族に迎えられた保護犬もそれぞれの環境で学んで育っていきます。家庭に迎えた日から、彼らは『これから楽しく迷惑をかけずにいこう!』なんて期待しないでくださいね。だって、人間との共存なんて経験がないのですから。

犬たちの我が身を守る行動や危険信号(SOS信号)に対して、その行動を取らざる得ない理由を観察と分析を行い、犬たちと私たちの生活のお互いが守るべきライン、ゆずることができるライン等を理解、習得することが進めば、お互いが信頼し協調できる生活に近ずくことが可能になります。

それぞれの犬たちが生まれた環境や育った環境の違いがあります。私たちとの生活が少しでも安心して暮らすことが出来るように、私の基礎となる捜索犬の育成のように犬のボディーランゲージを読み取り、犬の行動心理に反しない方法で『過去に学び習得し行動するしか知らない』内容を、ストレスを考慮したステップ(環境、時間、難易度)で人間への信頼と強調を育む、向き合いをお手伝いいたします。

長文をお読み頂き、誠にありがとうございます。

皆様、宜しくお願いいたします。

Dog Life Support Kei      髙須正彦